《点火隊》
{5}{R}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・戦士
0/0
点火隊は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xは戦場に出ているタップ状態の土地の総数に等しい。
{2}{R}, 点火隊から+1/+1カウンターを1個取り除く:土地1つを対象とする。それはターン終了時まで赤の4/4のエレメンタル・クリーチャーになる。これは土地でもある。

* 対象となる土地がそのコントローラーの最も近いターンの開始時からそのプレイヤーのコントロール下にいたのでない場合、その土地は攻撃できず、それの{T}能力も起動できない。これはほとんどの場合、そのターンにマナを引き出す目的でそれをタップできないということを意味する。

* これは戦場に出たクリーチャーとしては扱われない。土地はすでに戦場におり、そのタイプを変化させただけである。

* 《点火隊》の能力はその土地の名前やその土地が持つ他のタイプ、サブタイプまたは特殊タイプ(「基本」や「伝説の」など)には影響しない。また、その土地はすでに持っていた能力を持ち続ける。

* パワーやタフネスを特定の値に設定するのではなく修整を与える効果(《巨大化》による効果など)、カウンターによるパワー/タフネスの変化、そしてクリーチャーのパワーとタフネスを入れ替える効果は依然として適用される。これは能力の解決時にその土地がすでにクリーチャーであった場合に起こり得る。

* 影響を受けている土地のコピーは赤の4/4のエレメンタル・クリーチャーにはならない。たとえば、対象とした土地が基本土地の《山》であった場合、そのクリーチャーのコピーは単に基本土地の《山》となる。
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《取引仲介機》
{3}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
2/3
取引仲介機を表向きの状態でドラフトする。
ドラフト終了直後に、あなたのカードプールにあるカードを1枚公開してもよい。他の各プレイヤーは、自分のカードプールにあるカードを1枚、それと交換することを提案してもよい。あなたはいずれかの提案を1つ受け入れてもよい。
{T}:カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。

* あなたは《取引仲介機》の2つ目の能力で《取引仲介機》を公開してもよい。そうすることであなたが別のプレイヤーの提案を受諾した場合、そのプレイヤーは2つ目の能力を使って別の交換を提案することはできない。

* 《取引仲介機》の2つ目の能力を使用する場合、カードを公開した後に他の各プレイヤーはそれぞれのカードプールからカードを1枚まで選び、選ばれたカードは同時に公開される。

* あなたがいずれかのプレイヤーの提案を受諾した場合、あなたが公開したカードはそのプレイヤーのカードプールの一部に加えられ、そのプレイヤーが提案したカードはあなたのカードプールの一部に加えられる。

* これにより交換されたカードはドラフトされていない。たとえば、それらを《歯車式掘削者》でドラフトから取り除くことはできない。

* 交換に関与したいずれかのカードに何らかの情報が記述されていた場合、その情報は最初にそのカードをドラフトしたプレイヤーではなく交換されたカードと一緒に残る。そのカードをドラフトした際に行った処理(など)を参照する能力は、実際にそのカードをドラフトしたプレイヤーではなくても、そのカードの新たなオーナーを参照する。

* プレイヤーが複数の情報が記載されたカードを交換した場合、交換時にそれらの情報はすべて共有される。たとえば、あなたが複数の《歯車式足跡追い》をドラフトしたプレイヤーから《歯車式足跡追い》を受け取った場合、あなたの《歯車式足跡追い》はあなたと《歯車式足跡追い》を交換したプレイヤーが記録した名前のプレイヤーを攻撃することができる。交換した相手のプレイヤーは、残った《歯車式足跡追い》から記録した名前を取り除くことはできない。

* 2人以上のプレイヤーが《取引仲介機》をドラフトした場合、その2つ目の能力を使用してカードを交換することを望むプレイヤーたちは無作為の順番でそれを行う。

* ドラフト後に2つ以上のゲームに分かれる場合、交換は各ゲームで誰がプレイするのかが判明する前に行われる。
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《ドレイク街の遺棄者》
{4}{B}
クリーチャー ― ゾンビ
0/0
ドレイク街の遺棄者は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xはすべての墓地にあるクリーチャー・カードの総数に等しい。
{2}{B}, ドレイク街の遺棄者から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-1の修整を受ける。

* 《ドレイク街の遺棄者》が墓地から戦場に出る場合、Xの値を決めるのに自分自身もカウントする。
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《奈落の統治》
{4}{B}{B}
ソーサリー
各プレイヤーはそれぞれクリーチャーを1体生け贄に捧げる。飛行を持つ黒のX/Xのデーモン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。Xはこれにより生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーの合計に等しい。

* まずあなたがどのクリーチャーを生け贄に捧げるかを選び、続いてターン順に他の各プレイヤーが選ぶ。それらのクリーチャーはすべて同時に生け贄に捧げられる。

* Xの値を決定する際は、(それがマイナスの値であっても)生け贄に捧げられたクリーチャーが戦場にあった最後のときのパワーを用いる。たとえば、生け贄に捧げられたクリーチャーがそれぞれ3/3、5/5、0/4、-2/2であった場合、そのデーモン・クリーチャー・トークンは6/6となる。
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《歯車式足跡追い》
{4}
アーティファクト・クリーチャー ― 猟犬・構築物
4/4
歯車式足跡追いをドラフトするに際し、これを公開し、これを渡したプレイヤーの名前を記録する。
歯車式足跡追いは可能なら毎ターン攻撃する。
歯車式足跡追いは、「歯車式足跡追い」という名前のカードによって記録したプレイヤーを可能なら毎ターン攻撃する。

* ドラフト後に2つ以上のゲームに分かれる場合、あなたと記録されたプレイヤーが同一のゲームに必ず参加する必要はない。

* 記録されたプレイヤーが同じゲームに参加していない場合、《歯車式足跡追い》の最後の能力は何もしないが、依然として可能なら毎ターン攻撃しなければならない。これは《歯車式足跡追い》がブースターパックから最初にドラフトしたカードであったことにより、記録されたプレイヤー名がない場合も同様である。

* 最後の能力が適用されない場合、《歯車式足跡追い》がどのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するかはあなたが決める。

* 左右両方のプレイヤーがあなたに《歯車式足跡追い》を渡したなどにより複数のプレイヤーの名前が記録されている場合には、それぞれの《歯車式足跡追い》がどのプレイヤーを攻撃するかはあなたが決める。2つ以上の《歯車式足跡追い》をコントロールしている場合、それらはそれぞれ別の記録された名前のプレイヤーを攻撃することができる。

* そのクリーチャーのコントローラーの攻撃クリーチャー指定ステップの時点で、《歯車式足跡追い》がタップ状態であるか、「攻撃できない」という呪文や能力の影響を受けているか、あるいはそのターンの開始時から続けてそのプレイヤーのコントロール下にない(そして速攻も持たない)場合、攻撃しない。このクリーチャーが攻撃するために何らかのコストが必要な場合、そのコストの支払いが強制されることはないので、やはり攻撃しなくてもよい。
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《歯車式掘削者》
{6}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
0/0
歯車式掘削者を表向きの状態でドラフトする。
あなたがカードをドラフトするに際し、それを裏向きの状態でドラフトから取り除いてもよい。(それらのカードはあなたのカードプールには含まれない。)
歯車式掘削者は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xはあなたが「歯車式掘削者」という名前のカードによってドラフトから除外したカードの総数に等しい。

* あなたはカードを取り除く場合にもそのカードをドラフトする。これはその能力に「次にドラフトするカード~」などと書かれていた場合に影響する。取り除くカードにそれを表向きにドラフトするよう指示があった場合、それを表向きにし、取り除く際に裏向きにする。取り除くカードにそれをドラフトした際に公開しその後に追加で処理を行わなければならないという指示があった場合、それらの処理を行った後にカードを裏向きにしてドラフトから取り除く。

* ドラフトから取り除かれたカードは、いずれのプレイヤーのカードプールにも含まれない。それらのカードは、そのドラフトに関連するいずれのゲームでもプレイできない。

* あなたがすでにドラフトしたカードをドラフトから取り除くことはできない。これにより取り除くことができるのは、《歯車式掘削者》をドラフトした後にドラフトしたカードだけである。

* あなたが《歯車式掘削者》を複数枚ドラフトした場合、それぞれのXの値は全て同じとなる。たとえば、取り除かれたカードのいずれかが2枚目の《歯車式掘削者》をドラフトする前に取り除かれたものであったとしても関係ない。

* 他のプレイヤーは(《歯車式スパイ》がプレイヤーにそれを可能とした場合を除き)あなたがドラフトから取り除いたカードを見ることはできない。

* 他のプレイヤーがドラフトした《歯車式掘削者》があなたのコントロール下で戦場に出た場合、出る際にその上に置かれるカウンターの数はそのオーナーではなくあなたが《歯車式掘削者》でドラフトから取り除いたカード数により決定される。あなたも《歯車式掘削者》をドラフトしていない限り、その数は0となる。
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《歯車式司書》
{4}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
3/3
歯車式司書を表向きの状態でドラフトする。
あなたがカードをドラフトするに際し、そのブースターパックからさらに1枚カードをドラフトしてもよい。そうしたなら、歯車式司書をそのブースターパックに入れる。

* 《歯車式司書》は実質的に、それをそのブースターパックに戻すことと引き換えに、あなたにそのブースターパックからカードを2枚ドラフトすることを可能としている。

* カードによってはそれがドラフトされた順番や次にドラフトしたカードをチェックしていることがあるため、2枚のカードは1枚ずつドラフトされる。

* 1つのブースターパックからドラフトする際に、2枚以上の《歯車式司書》の能力を使用してもよい。たとえば、1つのブースターパックから3枚のカードをドラフトし、そのブースターパックに《歯車式司書》を2つ戻すことも可能である。
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《歯車式スパイ》
{3}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
2/1
歯車式スパイをドラフトするに際し、これを公開する。あなたは次にこのブースターパックからドラフトされたカードを見てもよい。
飛行

* あなたが(たとえば、《歯車式司書》を使用することにより)そのブースターパックから次にドラフトするプレイヤーであった場合、1つ目の能力は何もしない。

* そのカードがドラフトから取り除かれて裏向きに置かれた状態でも、そのカードを見ることができる。
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《ブレイゴの名代》
{2}{W}
クリーチャー ― 人間・アドバイザー
1/4
投票中、あなたは追加で票を1つ得る。(その票は別の選択もしくは同じ選択に投票してもよい。)

* この能力は累積する。たとえば、あなたが《ブレイゴの名代》を2つコントロールしていた場合、1回の投票で3つの票を投票することができる。

* すべての票は同時に投票される。あなたが投票した後に投票するプレイヤーは、投票する時点であなたの投票結果をすべて知ることとなる。

* この能力は「投票」と書かれている呪文や能力にのみ影響する。《敵対の大天使》のように、プレイヤーに選択をさせるカードには影響しない。


《分割判定》
{1}{U}
インスタント
議決 ― インスタント呪文またはソーサリー呪文を1つ対象として選ぶ。あなたから始めて各プレイヤーは「否定」または「複製」のいずれかに投票する。「否定」がより多くの票を得た場合、その呪文を打ち消す。「複製」がより多くの票を得た、あるいは票が同数だった場合、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

* 「複製」がより多くの票を得た場合、《分割判定》はその呪文のコピーを生み出す。コピーをコントロールするのはあなたである。コピーはスタック上に生成されるため、「唱え」られることはない。よって、呪文を唱えたことによって誘発する能力は誘発しない。コピーはプレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を得た後、通常の呪文と同じように解決される。

* コピーは、あなたが新しい対象を選ばないかぎり、コピー元の呪文と同一の対象を持つ。新しい対象を選ぶ場合、その対象のうちの一部あるいは全部を変更しても良いし、しなくても良い。対象のうちの1つでも新たに適正なものを選べなければ、変更されないままになる(もとの対象が不適正であってもそのまま残る)。

* 元の呪文がモードを持つものであった場合(「以下のN個から1つを選ぶ――」の類の記述がある場合)、コピーは同じモードを持つ。異なるモードは選べない。

* 元の呪文に(《占骨術》のように)唱える時点で決定されるXが含まれていた場合、コピーは同じXの値を持つ。

* 元の呪文に支払われた追加コストに基づく効果があった場合、コピーにも同じコストが払われていたかのようにその効果もコピーされる。たとえば、いずれかのプレイヤーが《占骨術》を唱えるために自分の墓地からカードを3枚追放し、あなたがそれをコピーした場合、そのコピーはあなたにカードを3枚引かせて3点のライフを失わせる(しかし、あなたの墓地からカードを追放する必要はない)。
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《暴君の選択》
{1}{B}
ソーサリー
議決 ― あなたから始めて各プレイヤーは「死」または「拷問」のいずれかに投票する。「死」がより多くの票を得た場合、各対戦相手はそれぞれクリーチャーを1体生け贄に捧げる。「拷問」がより多くの票を得た、あるいは票が同数だった場合、各対戦相手はそれぞれ4点のライフを失う。

* 「死」がより多くの票を得た場合、各対戦相手はそれぞれがコントロールするクリーチャーから1体を選び、それを生け贄に捧げる。いずれのクリーチャーも対象として取られることはない。たとえば、対戦相手はプロテクション(黒)を持つクリーチャーを生け贄に捧げることもできる。
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《闇からの摘出》
{3}{U}{B}
ソーサリー
各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーの一番上から2枚のカードを自分の墓地に置く。その後、いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚をあなたのコントロール下で戦場に出す。

* 《闇からの摘出》はクリーチャー・カードを対象としない。どのカードを戦場に出すかは、《闇からの摘出》の解決時に選ぶ。《闇からの摘出》によって墓地に置かれたカードを含めて、その時点で墓地にあるすべてのクリーチャー・カードから選ぶことができる。その時点で墓地にクリーチャー・カードがない場合、《闇からの摘出》の解決は終わる。
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《領域の探求者》
{4}{G}{G}
クリーチャー ― エルフ・スカウト
0/0
領域の探求者は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xはすべてのプレイヤーの手札にあるカードの総数に等しい。
{2}{G}, 領域の探求者から+1/+1カウンターを1個取り除く:あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。

* 《領域の探求者》が唱える以外の方法でプレイヤーの手札から戦場に直接出る場合、Xの値を決めるのに自分自身もカウントする。

* Xの値は《領域の探求者》が戦場に出る際に決定される。プレイヤーは《領域の探求者》がスタック上に置かれている間に、呪文を唱えたり能力を起動させたりすることで手札の数を減らすことができる。その結果として《領域の探求者》が戦場に出るに際してその上に置かれるカウンターの数はその分少なくなる。
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《霊気探知機》
{7}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
6/4
霊気探知機をドラフトするに際し、これを公開する。あなたが次にドラフトしたカードを公開し、その名前を記録する。
霊気探知機が戦場に出たとき、あなたの手札およびライブラリーから、「霊気探知機」という名前のカードをドラフトした際に記録した名前を持つカードを1枚探してもよい。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。あなたがこれによりあなたのライブラリーからカードを探した場合、それを切り直す。

* これによりカードを唱えるとき、カードのタイプに基づくタイミングの制限は無視する。それ以外の、「[このカード]は戦闘中にのみ唱えられる」などの制限は適用される。

* あなたがカードを「それのマナ・コストを支払うことなく」カードを唱えた場合、あなたは超過コストのような代替コストを支払うことはできない。キッカー・コストのような追加コストを支払うことはできる。そのカードに強制の追加コストがある場合、それを払わなければならない。

* 《霊気探知機》の能力が解決される前にそれが戦場を離れた場合でも、あなたは引き続き記録した名前を持つカードを探して唱えることができる。

* 《霊気探知機》をドラフトした後にドラフトしたカードが土地カードだった場合、《霊気探知機》の能力を使用してその土地をプレイすることはできない。

* 最後以外のいずれかのドラフト・ラウンドであなたが最後にドラフトしたカードが《霊気探知機》であった場合、次のドラフト・ラウンドで最初にドラフトしたカードを公開してその名前を記録する。

* 一番最後にドラフトしたカードが《霊気探知機》であった場合、記録された名前は発生しない。それが戦場に出たとき、あなたは自分の手札またはライブラリーを探すことはできるが、別の《霊気探知機》をドラフトしてその時にカードの名前を記録していない限り、これによりカードを唱えることはできない。

* 他のプレイヤーがオーナーである《霊気探知機》があなたのコントロール下で戦場に出た場合、あなたはそのオーナーが記録した名前ではなく、自分が《霊気探知機》という名前を持つカードをドラフトした際に記録した名前のカードを探すことができる。あなたが《霊気探知機》という名前を持つカードをドラフトしていない限り、カードを唱えることはできない。

* カードは(ライブラリーを探した場合)ライブラリーを切り直す前に唱えられる。非常に稀なケースとして、あなたはカードを唱えながらライブラリーに関連する処理を実施する必要がある場合がある。たとえば、唱えたカードには追加コストがあり、それを支払うためにあなたが《錯乱した助手》の能力(「{T}, あなたのライブラリーの一番上のカードをあなたの墓地に置く:あなたのマナ・プールに{1}を加える。」)を起動した場合、ライブラリーを探す間はそれに含まれるカードの順番はそのまま保たれなければならない。

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